自己啓発の罠から脱却したい。
みなさんこんにちは、本好き鳥です。
本日は、目標を達成するための「自己啓発」についての考えを述べたいと思います。(最後にお勧めの本もちょろっと紹介します)
いきなりなのですが、皆さん、自己啓発って聞いたらどう思いますかね?
「ん~、なんか胡散臭くない?」って思う人もいるのではないでしょうか。
正直、僕は若干思っています笑。ただ、うまく自己啓発の類を利用すれば目標達成につながるとは思っています。
なんだか一時的には、自己啓発本やセミナーでやる気に満ち溢れるけど、すぐに元に戻って何も変わらないと言っている人が多いような気がしたので、この記事を書いてみたくなりました。
さて、ということで、自分なりに自己啓発を紐解いていきたいと思います。
自己啓発とは?
まずそもそも自己啓発って何なの?って考えると、
【理想や目標に向かって、自分を鼓舞して、「継続して・実践して」達成する】
を実現してくことかと思います。
「胡散臭さ」の正体は、結局は「継続して・実践して」が欠落する人が多いので、自己啓発なんかで何も変わらない→ゆえに胡散臭いではないかと思うのです。
自己啓発本を読んだあとに、実際に行動に移せる人、しかもそれを継続させられる人ってどのくらいいるのでしょうか。なかなか難しいですよね。
じゃあ、継続・実践ができれば、胡散臭さが消臭され、うれしいわけですが、
では、なぜ継続した実践ができないのでしょうか?
おそらく、多くの人にとって主に以下の2つに要因があるのではないかな?と思います。
自己啓発の実践が継続しない理由
〇自分自身の理想を本気で描くことをまずしない
要はカンフル剤、短期ドーピングとして自己啓発を利用するタイプです。
・上辺をなでた気持ちのよい他者の理屈を聞いて(読んで)満足=他者から借りた大きく心地よい大志をもって気持ちよくなる、
か
・小手先のテクニック論だけ聞いて、適当に実践してるけど、実は自分自身で本気で成したいことはない。
なので、次第に何もしなくなるところに戻って、また刺激を求めて自己啓発本を探す・・・
な気がします。
〇具体的な行動計画・目標までの落とし込みが甘い
過激な言葉を使うと口先だけなタイプです。
次に逆にそれなりに理想を描いたとして、〇〇な人間になる!とか〇〇万円稼いでやる!と目標を描いたものの、じゃあ今月はそのために何するん?って聞くと、「・・・・ほへ?(*'ω'*)」な感じになってしまうんですよね
理想はできたけど、何するか決めていない。ってことですね。
実践継続のためにすべきこと
なので、
・本質的な目標をじっくり時間をかけて考える=他人の気持ちよい話を借りるのではなく、自分自身の言葉で理想を描いたうえで
・きちんと行動目標まで落とし込むこと
の二点を満たせば、胡散臭さの消臭に成功し、目標達成につながるのではないかと思います。
つまり、
「自分自身の理想」と「行動に移す計画(ちょっとテクニックも必要)」同時に満たす必要があると思うんですね。
たとえば、自分ってどんな人間になりたいんだろう~と週末に一人静かにノートとペンを片手に考えるのです・・・
「あの人とおったら、すごく心安らぐし、頼りになるって思われるような人になれたらええよな~、
昔、上司が全然話を聞いてくれなくて、仕事がつらかったけど、異動になって、話を聞いてくれる上司になって仕事も楽しくなって、成果もだせるようになったし、俺は人生変わったもんな。次は俺が誰かにそういうのしたいよね。人に成長してもらうのもすごくうれしいしな。自分の人生の喜びになってそう。人生の喜びといえば・・・・」とひたすら考えて、目標やその目標の自分なりの意義を考えて言葉にしてみる。
理想が固まってきたら、次に、
「じゃあそれって具体的にどんな行動ができたらいいんだろう・・・やっぱり人の話をしっかり聞くことかな?だったら、そのために何をすべきなのかな?いつも部下に自分の考えを先に喋ってたけど、まずはあなたはどう思う?って先に聞くことにしてみようかな。
振り返りしやすいように、毎日家に帰ったら、ノートにそれができていたかチェックをつけようかな。
そもそも人の話を聞くってどんなふうにすればうまくいくのかな?毎週土曜日の朝10時から30分でいいので、人の話を聞くということに関しての本や論文を探して読もうかな。」といつ何をするかまで決めてしまう。などなど・・・
ここまでくれば、人は結構習慣化できてしまう気がします。
おすすめの本・動画
つらつらと書きましたが、いくつか動画や本を読んで、具体的に役立てれそうものがあったので、ご紹介します。
まず①の本質的な目標設定とそのための大きな方針を考えるのに役立った本は、王道中の王道ですが、「7つの習慣」ですね。
多くの人が言っていますが、人生の指針とする自己啓発本は正直、これ一冊でいいと思います。
手あたり次第読むよりは、この一冊を読み込んで、定期的に振り返る時間をもてばいいと思います。
理想の描き方、どうしたら理想を実現できるマインドになるのか?が記載されています。
小手先のテクニックではなく、人格を磨き、世の中に共有した原則を中心にしろ、という話です。
科学的、定量的な本ではないですが、人間の感性や美感には訴えかけてくれるので、響くと思います。
ただのドーピングにならないように、必ず自分の言葉で、理想を書くことは忘れないでください。
そのための、TODOも各章末や付録にたくさん載っています。
次に②のテクニック的な部分については、本以外にも動画でも勉強できます。
メンタリストのDAIGOさんとかわかりやすいですね。結構、自己啓発否定なタイトルが多いですが、否定しているのではなく、その方法の課題を教えてくれます。
科学的なデータを調査したうえで、語ってくれているので信ぴょう性もあります。
(たまにその研究自体が統計的に正しいのかな?と思うこともありますが)
あとは個人的に好きなMBさんの動画、、、MBさんはドラッガーのマネジメントを究極的に突き詰めてるらしいです。
【悲報】99%の人が目標設定のやり方を間違えている、だから物事は続かない。
本だと、理想を思い描くために役立つというより、継続がいかに成果につながるか?また継続するための科学的根拠を持った方法論の本も紹介しておきます。
きちんと理論武装して納得したい人や才能ではなく継続が大切!と知りたい人向けかな?と思います。
「やり抜く力」
あとすぐ読めて、テクニックが一瞬に身につくのは
「やり抜く人の9つの習慣」ですね。短いページですぐにこれしなさいといったTODOがあって即効性があります。
たくさん書きましたが、究極突き詰めると、
自己啓発しても、行動せな意味ないよ!ってことですね。
以上、つれづれ書きましたが、読んでくださった方ありがとうございました。
本好き鳥もしっかりと行動に移せるよう頑張っていこうと思います。